糖尿病は、健康診断の血液検査や尿検査で容易に見つかる

糖尿病は、通常会社の健康診断などでの血液検査や尿検査で、まず発見されます。血液検査で血糖値が高い場合や、尿検査で尿に糖が出ている(尿糖陽性)場合には、糖尿病の可能性が疑われるので、「要再検査」となり、次の精密検査を受けることになります。

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空腹時だけでなく、糖を摂取した時にどうなるかも大切


血糖値は、食事や生活で変動しやすい


健康診断での血液検査は、空腹時の血糖値を確認しています。検査前日の夜8時以降は、何も飲食しないで翌日の朝、検査をしますよね。「要再検査」となった場合は、さらに確認のため後日「ブドウ糖負荷試験」という検査が別途行われます。


これは、75gのブドウ糖を溶かした液体を飲んで(ブドウ糖の負荷を加えるという意味)、その後の血糖値の変動から、本当に糖尿病かどうかを確定する検査です。糖尿病の診断基準の境界線に近いときは、2回まで、この検査が行なわれます。


それから、血液中の血糖値による診断のほか、ヘモグロビン(Hb)A1cという血液検査値によって診断する場合もあります。


血糖値のメモリー「ヘモグロビンA1c」とは?


ヘモグロビンは血液中の糖と結合して、糖化ヘモグロビン(グリコヘモグロビン)になる性質があります。血糖値が高い状態に長時間さらされるほど、この糖化したヘモグロビンの割合は多くなります。一旦、糖化したヘモグロビンは,赤血球の寿命(約120日)が尽きるまで、糖が離れず元のヘモグロビンには戻れません。


したがって、この糖化ヘモグロビンの割合を測定するのが「ヘモグロビンA1c」という検査項目です。糖尿病の診断をするときに日々、食事などで変動しやすい血糖値とは異なり、「ヘモグロビンA1c」は、過去2〜3ヶ月間の平均的な血糖の状態が把握できるというものです。


つまり、この血糖値が「ヘモグロビンA1c」という検査値として、体内で「メモリー」されるということです。具体的には、糖のくっついたヘモグロビンが、どれくらいあるかをパーセントで表わしています。基準値は4.3〜5.8%で6.1%以上になると、糖尿病が疑われます。

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2006年10月22日 17:49