心筋梗塞予防にビタミンB6、少ないと危険性が2倍に?

ビタミンB6は、心筋梗塞(しんきんこうそく)などの虚血性心疾患(きょけつせいしんしっかん)を予防する可能性があるかもしれないという調査結果を、厚生労働省の研究班が発表しました。

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ビタミンB6、B12、葉酸の摂取量が少ない人は心筋梗塞の危険性が2倍


バナナ1本(100g)でビタミンB6が0.38mgも摂れる



この調査は、岩手・秋田・長野・沖縄の四つの県で、40〜59歳の男女約4万人を約11年間もの長い間、追跡調査をしたものです。調査では、ビタミンB6、B12、葉酸の摂取量と、虚血性心疾患との関連を調べたといいます。


その結果、3種類(ビタミンB6、B12、葉酸)の摂取量が多いと、虚血性心疾患の危険性は低下しました。特に、心筋梗塞でこの傾向が大きく、さらに詳しく調べたところ、ビタミンB6の関連が、特に強く表れたといいます。


数字としては、3種類(ビタミンB6、B12、葉酸)の摂取量が少ない人は、多い人に比べ心筋梗塞の危険性が最大で約2倍も高くなりました。


一方、3種類のうち1つだけの摂取が多くても、ほかの2つが少ないと虚血性心疾患の危険性は上昇傾向にあり、3栄養素のバランスが大切のようです。


そもそも、ビタミンB6は、水に溶ける水溶性ビタミンで、一部私たちの体内でも腸内細菌によって作られています。一般的には不足しにくいのですが、食品中のたんぱく質からエネルギー産生したり、筋肉や血液などが作られる時に働きます。


1日の推奨量は1.4mg。
(推奨量とは、ほとんどすべての人々が1日の必要量を満たすと推定される1日の摂取量(30歳〜49歳男性))


いろいろな食品に含まれていますが、かつお、まぐろなどの魚類、レバー、肉などに多く含まれています。また、果実ではバナナに1本(100g)に0.38mgと比較的多く含まれています。たんぱく質を多く、摂取するアスリートが間食にバナナを食べることは理にかなっているのです。


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2008年06月08日 12:09