厚労省、内臓脂肪の減少に向け、保健指導の見直し

厚生労働省は2006年8月18日、内臓脂肪症候群(メタボリック・シンドローム)の広がりを防ぐため、健康診断の時に実施される保健指導のあり方を見直す方針を発表しました。私は、健康診断の時に保健指導など受けた経験はないのですが、いきなり「見直し」といわれても・・・という印象なのですが・・・

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「相談型」から「介入型」への積極転換


健診後、半年をめどにアフターフォローも


ご存知の通り、メタボリックシンドロームは、医療費の約30%を占める糖尿病や脳卒中、心筋梗塞などの生活習慣病の大きな原因とされていて、厚労省は生活習慣病患者とその予備群を2008〜2015年に25%減らす目標を掲げています。


今回の保健指導の見直しでは、保健師さんが個人の健診結果を踏まえ、食事や運動習慣を改める具体的な目標を、面接やメールで提供するというもの。また、その後も継続的にチェックしてくれるといいます。いわゆる「相談型」から「介入型」へ変更し、2007年に指導方法の基準を作り、2008年から実施の予定です。また、新たな指導方法に関して、保健師らを対象にした研修も行われます。


今年の医療制度改革では、40歳〜75歳への健診・保健指導の実施が、2008年から企業や健保組合などの医療保険者に義務付けられることになりました。厚労省はこれに合わせ、保健指導を内臓脂肪症候群を減らすチャンスとして活用することにしたというものです。


新しい保健指導は、内臓脂肪症候群の指標となるウエスト周囲径(腹囲)や血圧、血糖値などの数値の改善を当然ながら目標としています。具体的には健診結果を見て、状況に応じて以下のように実施される予定です。


<1>「積極的支援」

腹囲や血圧などに問題が多く、改善が不可欠な場合。個別面接などで対象者の仕事や食事の状況を把握したうえで、食生活の見直しや運動などの目標を立てる。その後、生活習慣の改善状況を、3〜6ヶ月ごとの面接のほか、必要に応じてメールも使って確認し、半年をめどに腹囲などの数値の変化を点検してくれます。


<2>「動機付け支援」

一部に問題はあるが、現状維持でもなんとか大丈夫場合。個別面接や詳細なアンケートで、対象者に自発的な生活習慣の改善を促す支援方法です。


ところで、あなたは「保健師さん」と聞いて、どんな仕事をしている人なのか、すぐにイメージが浮かびますか?法律(保健師助産師看護師法 第3条)では、『保健師』を以下のように定義しています。


「保健師とは、厚生大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者を言う」・・・う〜ん、イメージがわきませんね。


簡単にいうと「看護師は、病気の人をみて治す手助けをする」、「保健師は、病気にならないように手助けをする」のが主な仕事です。保健師さんは、どちらかというと健康な人向けに「健康教室」、「健康相談」、「健診」、「訪問指導」などをしている人です。看護師さん、助産婦さんとほぼ同様の教育を受けて与えられる国家資格なのです。

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2006年08月19日 11:32