食品表示「ナトリウム」で「食塩○グラム」とわかりますか?
加工食品のパッケージの6割以上に食塩の含有量表示がない?「えっ、うっそー」との思いで家にある加工食品の裏面を見てみると・・・「確かに!」。このような首を傾げるような実態が鳥取県の消費者協会という団体の調査で改めて浮き彫りになりました。「ナトリウム」という栄養成分表示は義務付けられているものの、一般消費者は「ナトリウム=食塩」と結びつくのでしょうか?また、ナトリウム表示が食塩○g分と計算できる人はいるのでしょうか?
|
【スポンサードリンク】 |
【スポンサードリンク】 |
●農林水産省は「食塩○グラム」に表示統一を!
確かに厚生労働省は、生活習慣病予防のために「食塩は1日10グラム未満に」という指針値を示しているにもかかわらず、農林水産省管轄の加工食品の表示が消費者にわかりづらく十分ではありません。それだけが原因ではありませんが、日本人の食塩の1日平均摂取量は11〜12グラムと指針値を上回っているのが現状です。
「ナトリウム」という栄養成分表示から「食塩」の含有量を換算する計算式は・・・
ナトリウム(グラム)×2.54=食塩(グラム)
・・・だそうです。あなたは知っていましたか?私も専門外で恥ずかしいのですが、少なくとも私や私の家族は全員知りませんでした。「消費者にとって分かりにくい」という指摘よりも「そんなの知らないよ」という現実の方が正しいような気がします。
消費者約360人を対象に行ったアンケート調査でも、この換算式を「知っている」と答えた人はわずか16%だったといいます。私にいわせると「16%も知ってたの?」という感じです。
この鳥取県の消費者協会が、ハムやお菓子、レトルト食品など加工食品143品目の「原材料」、「栄養成分」の2種類の表示を調査したところ、「原材料」に食塩が記載されている商品は138品目あり、このうち115品目の「栄養成分」にナトリウム含有量の記載があったといいます。
しかしながら、そのナトリウム含有量に「食塩相当量○グラム」などと、食塩の量をわかりやすく併記しているのは、たったの53品目だけだったといいます。あなたに家にある加工食品をいますぐ確認してみてください。「あっ」と驚くはずです。
この協会は、2006年9月には農林水産省に、食塩含有量表示の義務付けを要望するといいます。食塩を気にする人なら、全国のすべての人がこの要望には賛成ではないでしょうか。地方の取り組みにただ「エールを送る」だけではなく、私たちの賛同の声も関係省庁に届ける方法はないのでしょうか。
2006年08月16日 20:40


