健康長寿が自慢の沖縄、生活習慣病の増加で赤信号

沖縄県によると、県内では平均寿命の延びが鈍く、肥満や多量飲酒による生活習慣病の増加で県民の健康状態が悪くなっているという。実は沖縄県は、肥満の割合が2000年から男女とも5年連続全国一という不名誉な記録も持っている。健康的な食材が豊富であこがれのリゾートなのに・・・

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運動不足と高脂肪食、不規則な飲食が沖縄を襲う


「ストップ・ザ・85」・・・さすがにリゾート王者の企画はおもしろい


沖縄県の肥満は、脂肪摂取量の多さが最大の要因とされ、特に若者の肥満率の高さが読み取れるといいます。2003年の全摂取エネルギーに占める脂肪比率は28・4%と高く、目標値の20―25%にはほど遠い結果だそうです。また、飲酒にしても、1日にビール中瓶3本以上の「多量飲酒」者は男女とも増加しています。


中高年の男性に咽頭がん、食道がんが全国にくらべて多く、肝疾患死亡率や飲酒運転死亡事故発生率が高いのもお酒の量と関係がありそうです。また、糖尿病の増加も心配されています。車社会の特徴ともいえますが、歩行量も減っています。はっきりしているのは運動不足と高脂肪食、加えて不規則な飲食とされ、傍から見ると解決策は明らかのように思えます。


我が家はゴーヤチャンブルーが大好きで、週に1〜2回は食べるようにしています。その他にも、ラフテーやソーキそば・サーターアンダーキーなど沖縄の食材が大好きです。しかも、リゾート地として「あこがれ」があり、定年永住を考えることもあるくらいなので、沖縄県が肥満のワーストということは、とても残念な話です。


ところが、さすがに那覇市は黙っていませんでした。県民が腹囲85cm以上にならないようにと「ストップ・ザ・85」というスローガンを挙げて、腹囲を男性85cm以下、女性90cm以下に減らした市民を表彰するというのです。なんとユニークな発想なんでしょうか、「さすが沖縄・那覇」という感じですね。


「チャレンジ表彰」と名づけて、腹囲が85cm以上の男性、90cm以上の女性が、運動など3ヶ月以上の取り組みで、それぞれ85cm未満、90cm未満を達成した場合に、県に申請をする。1人でもグループでの申請もOKとのことです。


表彰の中身は・・・というと、達成者には「達成証」と「スポーツ施設利用券」などが贈呈される。さらに「習慣化できているか」、「腹囲減以外に効果があったか」、「誰でも取り組みやすい内容か」などの観点から採点し、優秀な個人とグループに表彰状と1万円相当のスポーツ関連商品券が贈られます。


まあ、景品がささやかなのは、ご愛嬌として、このようなユニークな企画を立てて、市民の健康意識を盛り上げるところが、斬新ですよね。


長野県などでは、延びている平均寿命が近年、沖縄では鈍化しています。特に男性は若年層で順位を落とし、今後も急速な改善の期待は持てないといいます。今回の調査で「長寿県の復活は容易ではない」という結果は真摯に受け止め、「健康長寿県・沖縄」ブランド復権のために頑張って欲しいです。

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2006年08月05日 19:16