ウエストが同じでも日本人は米国人より内臓脂肪が多い

日本人の男性は、おなか周りのサイズが同じでも、アメリカの白人の男性よりも内臓脂肪のたまりやすい・・・滋賀医科大と米ピッツバーグ大の共同で行った住民調査で分かったといいます。日本人はアメリカ人ほどお相撲さんのように異常には太らず、少し太っただけでも糖尿病などの生活習慣病にかかりやすいといわれていますが・・・

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内臓脂肪は外見だけでは判断できない


ウエストが10cm少なくても、内臓脂肪は2割も多い?


住民調査では「滋賀県草津市」と、「米ペンシルベニア州」で40〜49歳の男性それぞれ239人、177人のウエストサイズを測り、CT検査で腹部の内臓脂肪の面積を調べたといいます。


ウエストは、全体の平均では日本人が85.3cm、アメリカ人が95.4cmと予想通りの数値だったようです。


しかしながら、体脂肪全体の量はアメリカ人の方が、当然?上回っていたのですが、なんと!内臓脂肪は、日本人の方が多い傾向がみられたというではありませんか。


例えば、ウエストが88.9〜96.8cmのグループをくらべてみると、皮下脂肪の面積は、アメリカ人の方が日本人より7㎠上回ったが、逆に内臓脂肪の面積は日本人が101.7㎠と、アメリカ人の85.5㎠を大きく上回ったといいます。


脱線しますが、偶然なのか、メタボリックシンドロームの診断危険領域の「内臓脂肪面積が100㎠以上」、「おなか周りのサイズ男性85cm以上」に合致した結果になっています。滋賀県草津市の40〜49歳の男性は要注意ということですね。


日本人の男性は、おなか周りのサイズが同じでも、アメリカの白人の男性よりも内臓脂肪のたまりやすい・・・この傾向は体格にかかわらず見られたともいいます。






日本人は脂肪を分解消化する膵臓は強くない


日本人が天ぷらなどの油ものを食べるようになったのは、江戸時代の後半といわれています。つまり日本人が油ものを食べるようになってからまだ150〜200年しか経っていません。それにくらべ欧米人は6,000年も前から、日常的に油を使った料理を食べてきました。


つまり、私たち日本人の遺伝子は「油ものを消化する」機能が著しく弱いということなのです。そして、遺伝子が新しく生まれ変わるのには、1万年程度かかるといわれています。したがって当分?は日本人の体は、欧米人のように油ものをたくさん消化することは出来ないことになります。日本人は、食事の欧米化で欧米人と同じように油ものを食べていたら、病気になるに決まっているのです。


余談ですが、揚げ物が大好きで胃痛がよくある人は、脂肪を分解消化する膵臓が弱っている場合がありますので、早めに病院で検査することをおススメします。膵炎の可能性があります。

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2006年08月02日 17:59