野菜は「ゆでる」、「煮る」で驚くほど大量に食べられる

厚生労働省の推進する「健康日本21」の中に、「栄養・食生活」に関する方針や目標数値が細かく記載されています。その中で日本人の野菜の摂取量は、まだまだ少なく、もっと多く摂取すべきであると明確に書かれています。しかしながら、食事のたびに、大量の生野菜サラダを食べることが困難な場合が多いのではないでしょうか。

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成人1日の野菜摂取量の目標は350g以上


「ゆでる」、「煮る」で野菜の体積は半分以下に


健康日本21の指針によると、「カリウム・食物繊維・抗酸化ビタミンなどの摂取は、循環器疾患やがんの予防に効果的に働くと考えられているが、特定の成分を強化した食品に依存するのではなく、基本的には通常の食事として摂取することが望ましい。」と書かれています。


この指針を実現するためには、サプリメントなどの栄養補助食品よりも、「野菜」の摂取がもっとも手っ取り早い方法になります。しかし、現実は平成9年で成人の野菜の1日あたりの平均摂取量は292gということでした。


カリウム・食物繊維・抗酸化ビタミンなどの栄養素の適量を摂取するためには、野菜を350〜400g摂取することが必要だと判断しています。したがって、厚生労働省は、成人の1日の野菜摂取量の目標を350g以上と決定いたしました。


毎食毎食、生野菜をバリバリと、350gに達するまで摂取することは、なかなか今の生活環境の中では厳しい場合も多いのではないでしょうか。


そこで、考えられた野菜の大量摂取の調理方法が「ゆでる」と「煮る」ことです。


ゆでたり、煮たりすると、例えば「おひたし」や「野菜スープ」にすると、野菜のカサがどんどんと減っていきますよね。野菜を切っているときは、「こんなにいっぱい、お鍋に入るの」と思っていても、いざ調理すると「えっ、こんなに小さくなっちゃった」と驚くことがあります。


したがって、ゆでたり、煮たりすると、必然的に野菜を大量に食べることができるのです。また、煮物にするときには、砂糖や塩をあまり使わずに、たっぷりのだしで薄味に煮ると、さらに健康的で良いと思います。


「加熱することで栄養成分が消失する」という意見・事実もありますが、生野菜を大量に食べなくてはならないというトラウマになり、結局はぜんぜん食べていないということになるよりは、加工して食べる方が、はるかに健康のためには前向きなことだと思います。

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2007年01月21日 17:23