ビタミンB2(リボフラビン)が脂質や炭水化物の代謝を促進
ビタミンB2は、エネルギー代謝の中心的な役割を果たすビタミンの1つで、特に脂肪や炭水化物をエネルギーに変える酵素の働きを助ける大切な栄養素です。したがって、ダイエットを成功させ、太りにくい体を作るためには、なくてはならないビタミンなのです。市販薬やサプリメントの箱の表示に「リボフラビン」、「○○リボフラビン」と書かれたものがビタミンB2です。
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●厚生労働省の「栄養機能食品」の対象成分
ビタミンB2は、水に溶ける水溶性ビタミンですので、中性脂肪のように体内に貯蔵しておくことはできません。成人の1日の平均摂取量は、男性が0.9〜1.3mg、女性が0.8〜1.0mgといわれています。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、推奨量は男性が1.1〜1.6mg、女性が0.9〜1.2mgと若干不足気味ではありますが、「ほぼ充足している」と判断され、偏食がちな人や減量中の人は、不足している場合もあります。
また、ビタミンB2は他のビタミンの働きにも関係し、ビタミンB2の欠乏は、多くの代謝系に影響を与えるため、正常な発育には欠かせません。厚生労働省の「栄養機能食品」の対象成分であり(下限値:0.4mg、上限値:12mg)、サプリメント等に「ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。」という記載が認められています。
ビタミンB2は、体内で酵素の働きにより、順次フラビンモノヌクレオチド (FMN)、そしてフラビンアデニンジヌクレオチド (FAD)という物質へと変換されます。 FMN・FADは、ともに体内において「フラビン酵素」と呼ばれる酸化還元酵素の補酵素として働きます。フラビン酵素は、体内において、糖・アミノ酸・脂肪酸の中間代謝や酸化的リン酸化など重要な多くの酸化還元反応を促進します。
また、フラビン酵素の中には、過酸化脂質の分解に関わる「グルタチオンレダクターゼ」があるため、リボフラビンは、間接的に強力な抗酸化能力も持っているともいえ、動脈硬化などの予防にも役立つといわれています。
但し、リボフラビンの吸収は1度に25mgまでに限られているといわれ、大量に摂取しても吸収される量が増えるわけではありません。したがって「ダイエット目的」などで、むやみに大量に摂取することは意味のないことといえます。安全性については、通常(サプリメントなら12〜100mg/日程度)はまったく問題はありませんが、異常な過剰摂取(例:400mg/日)を続けると、下痢や多尿を起こす場合があるといわれています。
ビタミンB2を多く含む食品は、しそ(0.34mg)・パセリ(0.24mg)・インゲン豆(0.2mg)・マイタケ(0.49mg)・モロヘイヤ(0.42mg)・納豆(0.56mg)などです(可食部100gあたり)。野菜嫌いの人やインスタント食品を多くとる人、偏食がちな人、減量中の人などは積極的に摂りたい栄養素です。
2006年12月27日 19:16


