メタボリックシンドローム改善食の基本は「和定食」

和定食は、なんといってもカロリーが低く、三大栄養素の摂取バランスや動物性食品・植物性食品のバランスが理想的で、ビタミン・ミネラル・食物繊維等も多く含まれています。また、調理方法も煮る・蒸す・生・茹でる・揚げる・炒めるなどバラエティに富んでいます。メタボリックシンドロームが気になる方には、ぜひとも和食中心の食生活を習慣化して欲しいのです。

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カロリー・バランス・栄養素などほぼ完全な健康食


日本の四季が生み出す季節の食べ物は自然の摂理


旬の食材が、必ず入っていることが、和食の良いところです。「身上不二」という言葉をご存じですか。その土地でとれるものを食べるのが一番、健康だという意味です。「地産地消」という言葉も、これに近い意味ではないでしょうか。これは、それぞれの季節にもあてはまります。


食べ物は、旬に食べるのが一番おいしいのはもちろんですが、夏の野菜は、ほてった体を冷やして、脱水症状にならないように十分水分を補給できるもの、冬の野菜は、体をおだやかに温めて血行をよくするもの、というように育つ季節に必要な機能が備わっているのです。


たとえば、魚。秋から冬にかけての魚は、寒ブリにしても戻りガツオにしてもたっぷりと脂が乗っています。冬にこれを食べると、体にちょうどよい脂肪やカロリーがちゃんと摂れるしくみになっているのです。健康長寿を誇る日本の食生活を、考え出した先人の知恵は、本当に素晴らしいといわざるをえません。


メタボリックシンドロームから脱出するための理想的な栄養素
のバランスの目安としては・・・

糖質は朝食:昼食:夕食=2:2:1

たんぱく質は朝食:昼食:夕食=1:1〜2:2

脂質は朝食:昼食:夕食=1〜2:2:2


したがって、朝食と昼食では糖質や脂質をとるようにして、夕食でたんぱく質を中心にとるのが理想的です。特に、夕食ではお昼の外食でとれなかった、緑黄色野菜を、意識的にたっぷりとることをおススメします。ちなみに、「健康日本21」では、野菜の摂取目標値を350g以上としています。


一般的に、和食は肉が食べられない、と思われがちですが、肉の種類や部位を選べば、そんなことはありません。脂肪の少ない食品として、ぜひ和定食にとりいれたいのは、赤身の肉、豆腐、納豆、魚などです。赤身の肉や青背魚、大豆類は、良質なたんぱく質を多く含むほか、ビタミン・食物繊維も豊富に含んでいるので、おすすめのたんぱく質源です。


但し、和定食といっても、「天丼」、「カツ丼」、「ネギトロ丼」などはバランスも悪く、非常に高カロリーになりますのでおススメできません。さらに、欲をいえば和定食でもなるべく味付けの薄いものがおススメです。また、昼食で飽和脂肪酸を含む肉料理を食べたなら、夕食は不飽和脂肪酸を含む魚を食べるなど「バランスの良い食事」をとるための簡単な方法です。

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2006年12月10日 17:57