メタボリックシンドロームで大動脈に動脈硬化「大動脈瘤」

動脈硬化により、生命の危険が脅かされるのは、狭心症・心筋梗塞・脳梗塞だけではありません。特に、注意が必要なのが「大動脈瘤」です。大動脈というのは、心臓に直接つながっている動脈のことで、胸からお腹にわたり位置しています。

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動脈硬化が大動脈で起こると、大動脈瘤などを発症する


「物が飲み込みづらくなった」、「声がしゃがれた」などは要注意


大動脈は、その名の通り、全身で最も太い血管です。心臓から、送り出された血液を全身に届けるための始発駅のようなものです。その大動脈に動脈硬化が起こると、血管壁がもろくなって、血管の中膜にヒビが入ります。そして、そのヒビに血液が流れ込み、だんだん「こぶ」のように膨れ上がります。


大動脈にこの「こぶ」が出来る状態を「大動脈瘤」といいます。ほとんどは、腹部に位置する大動脈にできますが、胸部にある大動脈にできる場合もあります。


「こぶ」が大きくなった場合には、手術により取り除く治療が行われます。「こぶ」が大きくなると、腹部大動脈の場合は、おへその周りが異常に膨らみ、脈を打つほどの固まりがあるのが、手を触れるだけでわかるくらいになります。


初期の段階では、痛みなどはほとんどありません。中期になると、食事が飲み込みにくいとか、声帯の神経が圧迫されて「しゃがれ声」になるなどの症状が出る場合があります。


しかしながら、この「こぶ」を放置すると、血圧の上昇などにより、ついには破裂してしまいます。大動脈瘤が、破裂すると、残念ながらほとんど助かりません。出血前には、異常な背中の痛みやお腹の痛みが起こることがあります。

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2006年11月15日 20:02