メタボリックシンドロームで心臓に動脈硬化「狭心症・心筋梗塞」
心臓は、休むことなく、一生のうち30億回も収縮と拡張を繰り返して血液を全身に送り出しています。その心臓に酸素や栄養を供給しているのが、心臓を取り巻く冠動脈です。そんな大切な冠動脈に、動脈硬化が発症したら命にかかわる病気になることは想像に難しくありません。
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●狭心症
狭心症は、一時的に心臓の筋肉(心臓はほぼ100%筋肉)の血液が不足して、酸素や栄養が十分に供給されなくなって起こる発作の明確な病気です。階段を上がったり、走ったりして心臓に急激に負担がかかったときに「胸の痛み」、「圧迫感」、「息苦しさ」などが発作的に襲ってきます。15分以内の短時間で、発作がおさまるのが特徴です。
狭心症では、まだ完全に血管が詰まっているわけではないので、発作がおさまっても放置しないで、すぐに受診しましょう。胸を中心に、みぞおち辺りまで痛む場合と、あごにかけて締めつけられるような痛みの場合もあります。
余談ですが、狭心症に良く使われる薬が「ニトログリセリン舌下錠」。ニトログリセリンは、加熱や摩擦によって爆発するため、ダイナマイトの原料になることで有名です。ニトログリセリンには、もう一つの顔があります。それは、血管を拡張するという薬としての作用です。興味深い実話で、ニトログリセリン製造工場に勤務していた従業員が、狭心症を患っていたが、自宅では発作が起きるのに、工場では起きないことから発見されたといわれています。
●心筋梗塞
血栓という「かさぶた」のようなものが血管をふさぎ、血流が完全に途絶え、酸欠状態が長く続き、心臓の筋肉の一部が壊死(局所的に起こる細胞や組織の死)してしまう病気です。非常に激しい胸の痛みや、締めつけられて、いてもたってもいられなくなります。冷や汗や吐き気や呼吸困難を伴う場合もあります。症状は30分から数時間続くことが多いので、一刻も早く救急車を呼ぶことが大切です。
【スポンサードリンク】2006年11月15日 19:12


