肥満とは?〜脂肪細胞の肥大・増殖のメカニズム〜
肥満とは、「脂肪細胞」が肥大する事といわれています。肥満とはいえないお相撲さんが証明しているように、肥満とは、単純に体重が重いことではありません。脂肪細胞が肥大すると、脂肪細胞から様々な悪事をするホルモンなどが分泌されることがわかっているので、肥満=メタボリックシンドロームのリスクが高まるということなのです。
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●脂肪細胞は「肥大」からなんと「増殖」へと進む?
肥満とは、「脂肪細胞」が肥大する事といわれています。また、従来は脂肪細胞の数は増えないというのが定説でしたが、最近の研究者の中には「脂肪細胞は細胞分裂を起こして数も増える」という新説が唱えられています。
研究者によると、脂肪細胞の肥大には限度があるといいます。健常者の脂肪細胞の直径は、70〜90マイクロメートル(1マイクロメートル=1mmの1000分の1)、それが肥満になると、130マイクロメートルになるといわれています。しかし、その直径は、健常者の約1.3倍、体積は2. 2倍にしかならないといわれています。
これでは、すべての脂肪細胞が最大に肥大したとしても、「軽い肥満」にしかなりません。これ以上、肥満する場合には,「脂肪細胞の数が増えている」としか説明できないのです。
しかも、脂肪細胞も普通の細胞となんら変わりがないのですが、なんと、肥大している脂肪細胞のみが細胞分裂を起こすともいわれています。つまり肥大していない普通の脂肪細胞は増えずに、肥大している脂肪細胞のみが増殖するというわけです。細胞は、肥大から増殖へ進むという定説が、脂肪細胞においても成り立つのです。なんとも恐ろしい話ですね。
「脂肪細胞は人体最大の内分泌器官」といわれるように、様々な生活習慣病をもたらす分泌物の代謝に大きく影響を与えます。別のページでこの分泌物に関してはご案内していきます。
2006年08月06日 16:03


