メタボリックの診断基準に補足?〜CRP・血中PAI-1〜

2005年4月に、内科関係の8医学会が合同の委員会を編成し、メタボリックシンドロームの診断基準が作成されました。メジャーと健康診断結果さえあれば、一般の人でも判定が可能になっています。但し、医学的には、補足したほうが良い検査項目があるようなので簡単にご案内いたします。ひょっとして、診断基準として今後、追加されていく可能性も高い検査項目です。

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易炎症性状態と易血栓性状態の判定


CRPの増加と血中PAI-1の増加


【CRPとは?】

易炎症性状態とは、「炎症を起こしやすい体の状態」ということです。CRPとは、「C反応性蛋白」のことで「急性期蛋白」の一つです。


感染症や組織の壊死(心筋梗塞など)が起こると、人間の体は修復しようとする力が働き、その過程でいわゆる「炎症」を起こします。炎症が起きる際に、肝臓で合成される蛋白のうち、増加するものが「急性期蛋白」です。CRPは急性期蛋白の代表選手というわけです。


【血中PAI-1とは?】

「パイワン」と呼ばれていて、「P」はプラスミノーゲン、「A」はアクチンベータ、「I」はインヒビーターという意味です。内臓脂肪から分泌される悪玉アディポサイトカインの代表選手です。


PAI-1は、血液中で血液を固める作用のある血小板と結合して、出血箇所を修復します。したがって、過剰に分泌されると、血液の塊(血栓)が出来やすくなる危険な物質なのです。


【参考記事】
メタボリックシンドロームの診断基準
なぜ女性が腹囲の基準で5cm大きいの?
腹囲の正しい測り方
健康診断で腹囲の測定が40歳以上は必須に
厚労省、内臓脂肪の減少に向け、保健指導の見直し

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2007年06月09日 08:48