「健康な人」が初の増加 2007年人間ドック受診者結果

2007年に人間ドックを受診した人のうち、「異常なし」(=A判定)と「軽度異常だが現在心配がない」(=B判定)を合わせた、いわゆる「健康な人」の割合が11.8%となり、2006年の11.4%を上回りました。調査を始めた1984年は29.8%だったが、年々減少し、2006年には11.4%まで落ち込んでいた。

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年代別では49歳以下が増加、50歳以上は減少


ベスト3は「高コレステロール」・「肝機能異常」・「肥満」



この「健康な人」の割合は、最近では2004年と2005年がともに12.3%で、2006年の11.4%で「下げ止まり」とはいわれていましたが、前年を上回るのは24年に及ぶ調査で、なんと初めてのことなのです。


調査を実施した「日本人間ドック学会」は、30-40代はニュースに敏感で、メタボリックシンドロームが『メタボ』という流行語になるなど、国民の健康への意識が向上した結果ではないかと分析しています。また、この傾向をぜひとも定着させたいともいっています。


今回の調査の対象となったのは、指定された約800施設で、2007年に受診した約296万人。人間ドックでは、生活習慣病の原因とされる「肥満」や「高血圧」の有無など20項目以上を測定しています。


「異常なし」と判定された受診者を年代別にみると、49歳以下は2006年と比べて増加したが、50歳以上はわずかに減少してしまいました。


また、年代別でみると、30代以下が1.9ポイント増の24.5%、40代も0.5ポイント増の12.5%を記録しました。その一方で、50代と60代以上は0.1-0.2ポイント減ってしまいました。若い世代は改善傾向ですが、肝心の中高年には改善効果が見られていません


また、異常があった検査項目のうち、最も多かったのは「高コレステロール」と「肝機能異常」で、ともに25.7%を占めています。そして、肥満が25.0%で続いており、上位3項目は2006年と変わりませんでした。やはり、まだまだ「食生活」や「運動」など生活習慣との関連が深いものが、改善されたわけではないのですね。


【参考記事】

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2008年09月14日 10:32